浮遊剤/凝集剤/フロック
電気めっき及び関連処理用語において、”g) 排水処理”に分類されている用語のうち、『浮遊剤』、『凝集剤』、『フロック』のJIS規格における定義その他について。
亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”g) 排水処理”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『浮遊剤』、『凝集剤』、『フロック』などの用語が定義されています。
電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 g) 排水処理 】
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > g) 排水処理
番号: 7010
用語: 浮遊剤
定義:
排水処理の際、水中の各種固体粒子を泡を付けて水面に浮かせるために用いられる物質。
参考:
起泡剤、捕集剤、条件剤(凝集剤、pH調節剤)などがある。
対応英語(参考):
flotation agent
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > g) 排水処理
番号: 7011
用語: 凝集剤
定義:
排水処理の際、水中に浮遊する各種固体微粒子を凝集するために用いられる物質。
対応英語(参考):
agglomerate reagent,
aggregate reagent coagulant
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > g) 排水処理
番号: 7012
用語: フロック
定義:
排水中の固体粒子(コロイド、その他の懸濁粒子)が、凝集剤によって接着、凝集して粗大化したもの。
対応英語(参考):
flock