亜鉛メッキ,ニッケル,クロム,金属,加工,記号,方法等-JIS用語

 

半光沢仕上げ/無光沢仕上げ/サテン仕上げ/ヘヤライン仕上げ



電気めっき及び関連処理用語において、”f) 関連表面処理”に分類されている用語のうち、『半光沢仕上げ』、『無光沢仕上げ』、『サテン仕上げ,なし地仕上げ』、『ヘヤライン仕上げ』のJIS規格における定義その他について。

亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”f) 関連表面処理”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『半光沢仕上げ』、『無光沢仕上げ』、『サテン仕上げ,なし地仕上げ』、『ヘヤライン仕上げ』などの用語が定義されています。

電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 f) 関連表面処理 】


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > f) 関連表面処理

番号: 6037

用語: 半光沢仕上げ

定義:
光沢の乏しいめっきを作る方法。

対応英語(参考):
semibright finish,
semi-bright finishing


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > f) 関連表面処理

番号: 6038

用語: 無光沢仕上げ

定義:
放散及び反射しない表面を作る方法。

対応英語(参考):
dull finish


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > f) 関連表面処理

番号: 6039

用語: サテン仕上げ,なし地仕上げ

定義:
方向性のあるつや消し面に仕上る方法。
参考:
ヘヤライン仕上げとマット仕上げ
(※1)とがある。

対応英語(参考):
satin finish


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > f) 関連表面処理

番号: 6040

用語: ヘヤライン仕上げ

定義:
方向性のある連続した細かいすじ模様に仕上る方法。

対応英語(参考):
hair line finish


(※1)
マット仕上げとは、方向性をもたないのつや消し面に仕上る表面仕上げ方法のことです。