亜鉛メッキ,ニッケル,クロム,金属,加工,記号,方法等-JIS用語

 

水素ぜい化除去/りん酸塩処理



電気めっき及び関連処理用語において、”e) 後処理”に分類されている用語のうち、『水素ぜい化除去』、『りん酸塩処理』のJIS規格における定義その他について。

亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”e) 後処理”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『水素ぜい化除去』、『りん酸塩処理』などの用語が定義されています。

電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 e) 後処理 】


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > e) 後処理

番号: 5004

用語: 水素ぜい化除去

定義:
表面処理後、水素吸蔵によるぜい化を減少させたり除去するために行う処理。

対応英語(参考):
hydrogen embrittlement relief,
(UK, de-embrittlement)


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > e) 後処理

番号: 5005

用語: りん酸塩処理

定義:
りん酸塩
(※1)を含む水溶液で、化学的に皮膜を生成させる方法。

対応英語(参考):
phosphating,
phosphate treatment


(※1)
りん酸塩に関連するJIS規格には、以下などがあります。

JIS K 0020
標準物質−pH標準液−中性りん酸塩

JIS K 0023
標準物質−pH標準液−りん酸塩

JIS K 3151
塗装下地用りん酸塩化成処理剤

JIS T 6608
歯科鋳造用りん酸塩系埋没材