めっきはがし/筆めっき/マンドレル,鋳型,金型
電気めっき及び関連処理用語において、”d) めっき処理”に分類されている用語のうち、『めっきはがし(メッキはがし)』、『筆めっき(筆メッキ)』、『マンドレル,鋳型,金型』のJIS規格における定義その他について。
亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”d) めっき処理”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『めっきはがし(メッキはがし)』、『筆めっき(筆メッキ)』、『マンドレル,鋳型,金型』などの用語が定義されています。
電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 d) めっき処理 】
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > d) めっき処理
番号: 4054
用語: めっきはがし
定義:
a)素地又は下地から皮膜を除去するのに用いる方法若しくは溶液。
b)素地又は下地から皮膜を除去する処理。
対応英語(参考):
strip
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > d) めっき処理
番号: 4055
用語: 筆めっき
定義:
めっき液を筆やスポンジなどに吸収させて陽極とし、陰極にした品物をこすってめっきする方法。
対応英語(参考):
brush (electro) plating,
tampon plating
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > d) めっき処理
番号: 4056
用語: マンドレル,鋳型,金型
定義:
a)電鋳(※1)でカソードに用いられる型。
b)巻付け試験(マンドレル試験ともいう。)で使われる支え。
対応英語(参考):
mandrel,
matrix,
mould,
(USA, mold)
(※1)
電鋳に関連するJISには、以下のJIS規格があります。
JIS H 8626
工業用電気ニッケルめっき及び電鋳ニッケル
この規格では、鉄鋼及び非鉄金属素地上に工業用の目的で行った有効面のニッケルめっき(ニッケルメッキ)及び電鋳ニッケルの有効面について規定されています。
電鋳を表す記号は、Efと規定されています。
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