装飾用クロムめっき/工業用クロムめっき,硬質クロムめっき
電気めっき及び関連処理用語において、”d) めっき処理”に分類されている用語のうち、『装飾用クロムめっき』、『工業用クロムめっき,硬質クロムめっき』のJIS規格における定義その他について。
亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”d) めっき処理”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『装飾用クロムめっき』、『工業用クロムめっき,硬質クロムめっき』などの用語が定義されています。
電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 d) めっき処理 】
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > d) めっき処理
番号: 4018
用語: 装飾用クロムめっき
定義:
製品の美観のため仕上げめっきとして行われるクロムメッキ。
対応英語(参考):
decorative chromium plating
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > d) めっき処理
番号: 4019
用語: 工業用クロムめっき,硬質クロムめっき
定義:
主として耐磨耗性を付与する目的で施した比較的厚いクロムメッキ。
対応英語(参考):
electroplated coatings of chromium for engineering purpose,
industrial chromium plating,
hard chromium electroplating
(※)
クロムめっき(クロムメッキ)に関連するJIS規格には、以下などがあります。
JIS H 8615
工業用クロムめっき
JIS H 8617
ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき
このうち、JIS H 8615(工業用クロムめっき)では、鉄、鋼及び非鉄金属素地上に耐摩耗性などの工業用の目的で行った有効面の電気クロムめっき(電気クロムメッキ)について規定されています。
[ 電気めっき > めっき処理(メッキ処理) ]