自動めっき装置/自動浴管理装置
電気めっき及び関連処理用語において、”b) 処理剤及び設備器具”に分類されている用語のうち、『自動めっき装置』、『自動浴管理装置』のJIS規格における定義その他について。
亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”b) 処理剤及び設備器具”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『自動めっき装置』、『自動浴管理装置』などの用語が定義されています。
電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 b) 処理剤及び設備器具 】
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > b) 処理剤及び設備器具
番号: 2034
用語: 自動めっき装置
定義:
被めっき物の搬送又は槽の出し入れなどのめっき作業をコンピュータによって管理する機器。
参考:
自動めっき装置には、ホイスト式、エレベータ式などがある。
対応英語(参考):
automatic plating equipment
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > b) 処理剤及び設備器具
番号: 2035
用語: 自動浴管理装置
定義:
浴成分の変動を連続的に検知し、この情報に基づき、コンピュータによって金属イオン、添加剤(※1)などの補給又は液の更新を行う機器。
対応英語(参考):
automatic plating bath control equipment
(※1)
添加剤とは、めっき皮膜の特性を向上させる目的で、めっき浴(めっき槽内に入れられためっき液)その他の処理液に添加する物質のことです。