バレル法/電鋳法/置換反応
電気めっき及び関連処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『バレル法』、『電鋳法』、『置換反応』のJIS規格における定義その他について。
亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”a) 一般”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『バレル法』、『電鋳法』、『置換反応』などの用語が定義されています。
電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 a) 一般 】
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1084
用語: バレル法(※1)
定義:
品物を回転容器の中に入れて、機械的、化学的又は電解的に処理する方法の総称。
対応英語(参考):
barrel processing
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1085
用語: 電鋳法
定義:
電気めっき法による金属製品の製造・補修又は複製法。
対応英語(参考):
electroforming
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1086
用語: 置換反応
定義:
ある化合物に含まれる原子又は原子団を、他の原子又は原子団に置き換える反応。
対応英語(参考):
substitution reaction
(※1)
バレル法として、バレルめっき法(バレルメッキ法)などのメッキ法があります。
バレルめっき法は、回転容器中で行う電気めっき法のことです。
また、電気メッキの前処理として製品表面の研磨を行う際の研磨方法に一つに、バレル研磨法があります。
バレル研磨法とは、被研磨物を研磨剤などとともに回転又は振動容器中に入れて研磨する方法です。
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