亜鉛メッキ,ニッケル,クロム,金属,加工,記号,方法等-JIS用語

 

光沢電気めっき範囲/光沢浸せき法/化学光沢処理



電気めっき及び関連処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『光沢電気めっき範囲』、『光沢浸せき法』、『化学光沢処理』のJIS規格における定義その他について。

亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”a) 一般”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『光沢電気めっき範囲』、『光沢浸せき法』、『化学光沢処理』などの用語が定義されています。

電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 a) 一般 】


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1073

用語: 光沢電気めっき範囲

定義:
所定の作業条件の下で、光沢電気めっき
(※1)が得られる電流密度の範囲。

対応英語(参考):
bright electroplating range


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1074

用語: 光沢浸せき法

定義:
金属表面を種々な組成の溶液中に短時間浸せきして光沢面とする方法。
参考:
キリンス仕上げなどがある。

対応英語(参考):
bright dipping


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1075

用語: 化学光沢処理

定義:
アルミニウム及びその合金を溶液中に浸漬して光沢面にする方法。
参考:
英国で使用されている用語。

対応英語(参考):
chemical brightening


(※1)
光沢電気めっき(光沢電気メッキ)とは、めっきした状態で、鏡のような高い反射率をもつ電着物を生成させる電気めっき(電気メッキ)の方法です。