限界電流密度/電流効率/アノード効率,陽極効率
電気めっき及び関連処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『限界電流密度』、『電流効率』、『アノード効率,陽極効率』のJIS規格における定義その他について。
亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”a) 一般”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『限界電流密度』、『電流効率』、『アノード効率,陽極効率』などの用語が定義されています。
電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 a) 一般 】
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1045
用語: 限界電流密度
定義:
拡散によるイオンの補給が限界に達し、電圧を上げても電流密度が増加しなくなる電流密度(※1)の最大値。
対応英語(参考):
limiting current density
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1046
用語: 電流効率
定義:
通過した電流のうち、目的とする電極反応に使用された電流の割合。
参考:
理論析出量(又は溶出量)に対する実際の析出量(又は溶出量)との割合を百分率で表す。
対応英語(参考):
current efficiency
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1047
用語: アノード効率,陽極効率
定義:
特定の陽極過程の電流効率。
対応英語(参考):
anode efficiency
(※1)
電流密度とは、電極の単位面積当たりの電流の大きさのことです。
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