亜鉛メッキ,ニッケル,クロム,金属,加工,記号,方法等-JIS用語

 

カソード皮膜/電流濃度/電流密度/臨界電流密度



電気めっき及び関連処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『カソード皮膜』、『電流濃度』、『電流密度』、『臨界電流密度』のJIS規格における定義その他について。

亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”a) 一般”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『カソード皮膜』、『電流濃度』、『電流密度』、『臨界電流密度』などの用語が定義されています。

電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 a) 一般 】


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1041

用語: カソード皮膜

定義:
電解過程で、陰極に接し溶液本体と濃度が異なる溶液の薄い層。

対応英語(参考):
cathode film


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1042

用語: 電流濃度

定義:
電解液の単位容積当たりの電流の大きさ。

対応英語(参考):
current concentration


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1043

用語: 電流密度

定義:
電極
(※1)の単位面積当たりの電流の大きさ。

対応英語(参考):
current density


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1044

用語: 臨界電流密度

定義:
(電気メッキにおいて)正常な皮膜を生成する電流密度の上限及び下限。

対応英語(参考):
critical current density


(※1)
電極とは、陽極又は陰極を表す用語です。