アノード分極/カソード分極/減極/アノード反応,陽極反応
電気めっき及び関連処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『アノード分極』、『カソード分極』、『減極』、『アノード反応,陽極反応』のJIS規格における定義その他について。
亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”a) 一般”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『アノード分極』、『カソード分極』、『減極』、『アノード反応,陽極反応』などの用語が定義されています。
電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 a) 一般 】
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1033
用語: アノード分極(※1)
定義:
陽極での分極。
対応英語(参考):
anode polarization
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1034
用語: カソード分極
定義:
陰極での分極。
対応英語(参考):
cathode polarization
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1035
用語: 減極
定義:
電極での分極が減少すること。
対応英語(参考):
depolarization
分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般
番号: 1036
用語: アノード反応,陽極反応
定義:
電気分解において陽極で起こるアニオンの放電、金属の溶出、酸化などの反応。
対応英語(参考):
anode reaction
(※1)
アノード分極に関連するJISには以下などがあります。
JIS G 0579
ステンレス鋼のアノード分極曲線測定方法
JIS T 0302
金属系生体材料のアノード分極試験による耐食性の評価方法
[ 電気めっき > 一般-めっき(メッキ)等 ]