亜鉛メッキ,ニッケル,クロム,金属,加工,記号,方法等-JIS用語

 

pH/アノード腐食/カソード防食/犠牲防食



電気めっき及び関連処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『pH』、『アノード腐食』、『カソード防食』、『犠牲防食』のJIS規格における定義その他について。

亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、クロメート処理等、金属材料のメッキ加工(めっき加工)などに関する主な用語として、電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)において、”a) 一般”に分類されている電気メッキ関連処理用語には、以下の、『pH』、『アノード腐食』、『カソード防食』、『犠牲防食』などの用語が定義されています。

電気めっき及び関連処理用語(JIS H 0400)
⇒【 a) 一般 】


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1080

用語: pH

定義:
水素イオン濃度の逆数の対数。
参考:
溶液の酸度又はアルカリ度を表すためなどに用いる。

対応英語(参考):
hydrogen ion concentration


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1081

用語: アノード腐食

定義:
電解槽中及び大気中で、陽極金属が電気化学的に溶解する現象。

対応英語(参考):
anode corrosion


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1082

用語: カソード防食

定義:
流電陽極又は外部電源を用いて金属体を陰極として通電し、腐食を防止する方法。

対応英語(参考):
cathodic protection


分類: 電気めっき及び関連処理用語 > a) 一般

番号: 1083

用語: 犠牲防食

定義:
より卑な金属を電気的に接触させ、腐食させることによって金属を保護する操作。

対応英語(参考):
sacrificial protection


(※)
防食に関しては、以下のJIS規格が参考になります。

JIS Z 0103
防せい防食用語

この規格では、金属の防錆(防せい)防食技術工業において用いられる主な用語とその読み方及び定義について規定されています。